古民家移築を手がける島村葭商店。販売している古材の特徴や活用事例、会社情報などをまとめました。
島村葭商店が販売しているのは、江戸時代の古民家を解体した時に出た古材。亜麻仁油や弁柄、柿渋などの塗料を塗って、磨き上げて販売しています。赤松・杉・欅・栗・桧など種類は豊富です。価格帯は、丸梁が1本あたり5,000円(税不明)から154,000円(税不明)、板材は1㎡あたり7,500円(税不明)から25,000円(税不明)となっています。樹種や状態によって価格が変動するので、気になる方は見積もりを依頼すると良いでしょう。
島村葭商店が販売している古材を活用した事例を紹介します。
懐石料理を提供している「京都 上賀茂 御料理秋山」の古材活用事例。180年前から使用されていたケヤキの古材柱、200年前から使用されていたケヤキの囲炉裏かまちを採用し、高級感あふれる上品な店内になりました。
設計は森田建築設計事務所、施工作家は株式会社 櫛谷建築が担当しています。
大阪の韓国料理店「一龍」の内装に古材を使用した事例です。滋賀県朽木村・木之本町・浅井町に建っていた江戸時代後期の古民家を解体し、そこから採れた古材・古建具を採用。石を多用したインテリアに古材がアクセントとして加わり、リラックスできる雰囲気を演出しています。
設計は森田建築設計事務所、施工作家は株式会社 木村工務店が手掛けました。
島村葭商店は、自社で古民家の解体や移築を行っており、良質な古材を比較的安価で入手できる体制を整えています。インテリアコーディネートや、内装のデザインも相談できるので、お店を改装したい人は一度相談してみると良いでしょう。
島村葭商店の他にも、当メディアでは購入目的別におすすめの古材販売店・卸売業者を紹介しています。「建築に活用したい」「古建具を取り付けたい」「DIYを始めたい」等、購入目的に合わせて業者を選びたい方は、参考にしてみてください。
1902年創業の島村葭商店。創業時は琵琶湖に自生する葭で屋根やスダレを作っていました。現在は主に古民家の解体や移築、再生を手掛けています滋賀県内の古民家を職人の手で解体し、その時に出る古材を磨き上げて販売。古材を活用した家具や建具などの制作、コーディネートのアドバイス、内装のデザインなど、業務の範囲が広いのが特徴です。
古材の板1枚から古民家を丸ごと海外に移築することも可能。古材に関することなら、ワンストップでサポートしてくれます。
口コミ・評判は見つかりませんでした(2022年12月9日時点)。
店舗名 | 島村葭商店 |
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所在地 | 滋賀県高島市新旭町旭8番地 |
URL | http://www.sm-kozai.jp/ |
電話 | 0740-25-4370(受付日時:要問い合わせ) |
5,000本以上の古材を常備(※1)
構造計算・調達・施工まで対応
1,600件以上の古建具を掲載(※2)
掘り出し物の古建具に出会える
70件以上の造作材を通販(※3)
オンラインで手軽に購入できる
調査対象:Google検索「古材 販売」でヒットしたすべてのページ(計13P)のうち、公式サイトで古材を販売している旨を確認できた44社(2022年10月11日時点)
【選定条件】
山翠舎…44社のうち、構造用古材の取り扱いがあり、古材建築の設計・施工まで手掛けている業者の中でストック本数最多(5,000本以上/※1)
※1:参照元:株式会社山翠舎|2023年1月の独自調査で確認できた公式サイトの古材ストック本数(https://www.sansui-sha.co.jp/aboutkoboku)
ひでしな商店…44社の中で、古建具の商品掲載数最多(1,667件/※2)
※2:参照元:ひでしな商店|2022年10月11日時点の独自調査で確認できた公式サイトの古建具掲載数(https://hideshina.com/shop/)
リビルディングセンタージャパン…44社の中で、オンライン販売している造作材(板古材)の点数最多(71件/※3)
※3:参照元:ReBuilding Center JAPANオンラインストア|2022年10月11日時点の独自調査で確認できたオンラインショップの造作材(板古材)掲載数(https://stores.jp/search?q=板古材&store=rebuildingcenterjp)