古民家の解体や移築を手がける「古材問屋」について、取り扱っている古材の特徴や活用事例、会社情報などを紹介します。
古材問屋は、古民家の解体や移築時に出た古材や古建具、古民具などを店舗・オンラインの両方で販売しています。松・桧・杉・ケヤキなど、さまざまな素材の古材をラインナップ。構造用古材は1本あたり13,200円(税込)から330,000円(税込)、板古材は1枚22,376円(税込)から220,000円(税込)で販売。素材や品質、サイズ等によって料金は異なります。いずれも、職人が綺麗に表面を整えた古材です。
古材問屋が販売している古材を活用した事例を紹介します。
古材問屋の古材を使い、古民家の家づくりを現代住宅で表現した事例。設計はカーブアーキテクツが行いました。古材の塗料はアマニ油や柿渋、ベンガラなどの天然由来の素材なので、シックハウス症候群が起きにくいメリットがあります。無垢材の床や天井などとも相性がよく、ナチュラルな部屋を作れます。
西宮市夙川の新築工事にて古材を活用した事例。一見すると新材に見えますが、古材にカンナをかけて、燻された黒い木肌や曲がりの無い状態に加工しています。新材のような明るさと、古材ならではの癒しの両方を備えた空間設計が実現しました。設計はカーブアーキテクツが対応しています。
古材問屋は、古材を手刻みで加工し、現場へ納品しているのが特徴です。傷みや剥げの見られる古材も磨きや古色塗りを施して、きれいな状態に戻してくれるので、古材の状態・加工について相談したい方におすすめです。
古材問屋の他にも、当メディアでは購入目的別におすすめの古材販売店・卸売業者を紹介しています。「建築に活用したい」「古建具を取り付けたい」「DIYを始めたい」等、購入目的に合わせて業者を選びたい方は、参考にしてみてください。
兵庫県西宮市にある古材問屋は、古民家の解体や移築、修復などを手がける古民家のプロ。古民家の解体時に出てきた古材や石材、家具などを店舗とオンラインショップにて販売しています。古民家から採取した古材は磨かれ、ベンガラやアマニ油、柿渋などで塗装。古材に馴染む綺麗な色合いに仕上げてくれます。職人の手刻みでサイズを調整した後は、トラックで現場へ配送。古材を使った新築の相談も受付しています。
古民家が好きで気になっていたので行ってみる事に。本当に古民家からでた梁や柱の大きな木材や建具がたくさん有りますし、レトロな家具や照明などもあり、とてもわくわくしました
会社名 | 株式会社古材問屋 |
---|---|
所在地 | 兵庫県西宮市山口町船坂280番 |
URL |
コーポレートサイト:https://kozaidonya.com/ online store:https://kozaidonya.ocnk.net/ |
電話 | 078-903-5314(10:00~17:00/日祝不定休) |
5,000本以上の古材を常備(※1)
構造計算・調達・施工まで対応
1,600件以上の古建具を掲載(※2)
掘り出し物の古建具に出会える
70件以上の造作材を通販(※3)
オンラインで手軽に購入できる
調査対象:Google検索「古材 販売」でヒットしたすべてのページ(計13P)のうち、公式サイトで古材を販売している旨を確認できた44社(2022年10月11日時点)
【選定条件】
山翠舎…44社のうち、構造用古材の取り扱いがあり、古材建築の設計・施工まで手掛けている業者の中でストック本数最多(5,000本以上/※1)
※1:参照元:株式会社山翠舎|2023年1月の独自調査で確認できた公式サイトの古材ストック本数(https://www.sansui-sha.co.jp/aboutkoboku)
ひでしな商店…44社の中で、古建具の商品掲載数最多(1,667件/※2)
※2:参照元:ひでしな商店|2022年10月11日時点の独自調査で確認できた公式サイトの古建具掲載数(https://hideshina.com/shop/)
リビルディングセンタージャパン…44社の中で、オンライン販売している造作材(板古材)の点数最多(71件/※3)
※3:参照元:ReBuilding Center JAPANオンラインストア|2022年10月11日時点の独自調査で確認できたオンラインショップの造作材(板古材)掲載数(https://stores.jp/search?q=板古材&store=rebuildingcenterjp)